exotic atoms and nuclei

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近況

2012.03.312年間にわたる物理専攻長の任期終了.

2011.10.30第20回理学部公開講演会 「理学が拓く未来」で「反物質」というタイトルで講演.

2011.09.28次世代の低速反陽子施設ELENAがCERNに建設されることが決まりキックオフ会議が開かれました.

2011.09.05ウィーンで開かれたEXA2011国際会議で招待講演.

2011.07.28反陽子と電子の質量比 (Nature 論文掲載).

2011.06.06 反水素原子を1000秒閉じ込め(Nature Physics論文掲載).

2011.04.27 カナダで開かれたLEAP2011反陽子物理国際会議で招待講演.

2011.04.26 カナダTRIUMF研究所コロキウム.

2011.03.04 ビデオ - 理学部のひと - に登場.

2011.01.16 CERNへ.1/18のCERN実験審査委員会SPSCでASACUSAのステータスレポートを行う.

2011.01.15 J-PARC PACでE17実験の報告.

2010.11.11 Giessen大学大学でセミナー.

2010.11.08 ドイツHelmholtz Instituteのアドバイザー会議会議のためMainzへ.

2010.10.27 Rev. Mod. Phys.にHayano-Hatsuda共著のレビュー論文掲載

2010.10.04 クロアチアで開かれたNAPP2010国際会議で招待講演.

2010.09.29 京都大学で集中講義.

2010.08.27 KEKの夏の学校サマーチャレンジの講師.

2010.07.06 カナダ,バンクーバーのINPC2010国際会議で招待講演.

2010.07.03 小柴ホールにて中学生向け講演「エネルギー」.

2010.06.28 スペイン,バレンシアのChiral10国際会議で招待講演.

2010.06.11 東北大学大学院 物理学専攻主催の「物理科学の最前線」で「反物質」について講演.

2010.05.31 米国のMENU2010国際会議で招待講演.

2010.04.29 ドイツGSI研究所のScientific Council.

2010.04.17 アイスランドの火山爆発の影響でCERNにて籠城中.

2010.04.15 Helmholtz Institute in Mainzの開所式のためマインツ大学へ.

2010.04.01 二年任期の物理専攻長.

2010.02.25 New Frontiers in QCD2010にて招待講演.

2010.01.19 CERN SPSC(実験審査委員会)にてASACUSAのstatus report

2010.01.15 J-PARC実験審査委員会にてE15/17のstatus report

2010.01.08 KEKにてHadrons in Nucleiの招待講演.

2009.12.13 CERN ASACUSAグループのcollaboration meetingを12/13にCERNで開催します.

2009.11.09 田村裕和さん,仁科記念賞おめでとう(田村氏は早野研の助手でした).

2009.10.27 私の恩師の山崎敏光先生が,文化功労者に選ばれました.

2009.10.16 特別推進研究現地調査報告書で高い評価をいただきました(pdf).

2009.07.12 イタリアの高校生のインタビューの答え,イタリア・フラスカッティ国立研究所のサイトに掲載されました.

エキゾチック原子の研究

通常の原子は原子核と電子からできていますが,私たちが研究している「エキゾチック原子」は,原子核のまわりを中間子が回っていたりする,奇妙な原子です.私たちは特に 反陽子ヘリウム原子反水素原子パイ中間子原子K中間子原子, を精密に調べることにより,陽子の質量起源,粒子・反粒子の対称性,物理定数の決定 など,物理学の基本的な課題に取り組んでいます.このほとんどは,世界でも私たちしかやっていないユニークな研究です.

エキゾチック原子の生成には加速器が必須です.研究は以下の施設で行っています.
  • 反陽子ヘリウム原子と反水素原子の研究は,スイスのCERN研究所で行っています.私たちのグループはASACUSA(アサクサ)として世界的に知られ,私たちのCERN内実験室は 東京大学海外拠点の一つです.
    反陽子ヘリウム原子の研究により,2008年度の仁科記念賞および第62回中日文化賞を受賞しました.
  • パイ中間子原子の実験はドイツのGSI重イオン研究所で行ってきましたが,理研にRIBFが完成したことにより,今後はこの研究を日本で行うことが可能になりました.
  • K中間子の実験は東海のJ-PARC施設,そしてイタリアのDAΦNE電子陽電子衝突リングにて行っています.

特別推進研究(課題番号20002003)では,このうち特に反陽子ヘリウム原子K中間子ヘリウム原子,という2種類のエキゾチック・ヘリウム原子の分光に,2008年度から5年計画で取り組んでいます.