exotic atoms and nuclei

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近況

2014.1.1東大理学部では最初の年俸制教授(特例教授)になりました.

2013.4.11福島の内部被ばくが非常に低いことを3万人以上のホールボディーカウンター検査によって明確に示した論文を日本学士院紀要に発表しました.日本語抄訳をこちらに公開

2013.1.15CERNの実験審査委員会でASACUSAグループの2012年の実験結果を報告

2012.11.16ドイツのJülich研究所で福島原発事故に関連したコロキューム

2012.10.28ビッグデータワークショップの最終報告会でProject HAYANOの発表

2012.10.25神戸で開催されたサイエンティフィック・システム研究会で「福島原発事故 - 情報発信とデータのアーカイブ -」講演

2012.10.22ドイツのGSI研究所の国際アドバイザリー・ボードに出席.

2012.8.7東京大学オープンキャンパス2012で講演.タイトルは「理学の本懐」

2012.7.7例年通り中学生対象の講演会.「“ 親子一緒に” 先端研究者から科学を学ぼう!」

2012.6.26-28名古屋大学で講演会「先⽣助けてください、ホールボディーカウンターが変なんです」

2012.6.26-28名古屋大学で特別講義

2012.6.21オランダ グローニンゲンで開かれたSymmetries in Subatomic Physicsにて招待講演

2012.5.20東京大学五月祭公開講座で講演

2012.5.14イタリア トレントで開かれたHadrons in Nuclear Mediumにて招待講演

2012.4.13筑波宇宙センターで開催された「JAXAは反物質推進の夢を見るか」で招待講演

2012.03.312年間にわたる物理専攻長の任期終了.

2011.10.30第20回理学部公開講演会 「理学が拓く未来」で「反物質」というタイトルで講演.

2011.09.28次世代の低速反陽子施設ELENAがCERNに建設されることが決まりキックオフ会議が開かれました.

2011.09.05ウィーンで開かれたEXA2011国際会議で招待講演.

2011.07.28反陽子と電子の質量比 (Nature 論文掲載).

2011.06.06 反水素原子を1000秒閉じ込め(Nature Physics論文掲載).

2011.04.27 カナダで開かれたLEAP2011反陽子物理国際会議で招待講演.

2011.04.26 カナダTRIUMF研究所コロキウム.

2011.03.04 ビデオ - 理学部のひと - に登場.

2011.01.16 CERNへ.1/18のCERN実験審査委員会SPSCでASACUSAのステータスレポートを行う.

2011.01.15 J-PARC PACでE17実験の報告.

2010.11.11 Giessen大学大学でセミナー.

2010.11.08 ドイツHelmholtz Instituteのアドバイザー会議会議のためMainzへ.

2010.10.27 Rev. Mod. Phys.にHayano-Hatsuda共著のレビュー論文掲載

2010.10.04 クロアチアで開かれたNAPP2010国際会議で招待講演.

2010.09.29 京都大学で集中講義.

2010.08.27 KEKの夏の学校サマーチャレンジの講師.

2009.07.12 イタリアの高校生のインタビューの答え,イタリア・フラスカッティ国立研究所のサイトに掲載されました.

エキゾチック原子の研究

通常の原子は原子核と電子からできていますが,私たちが研究している「エキゾチック原子」は,原子核のまわりを中間子が回っていたりする,奇妙な原子です.私たちは特に 反陽子ヘリウム原子反水素原子パイ中間子原子K中間子原子, を精密に調べることにより,陽子の質量起源,粒子・反粒子の対称性,物理定数の決定 など,物理学の基本的な課題に取り組んでいます.このほとんどは,世界でも私たちしかやっていないユニークな研究です.

エキゾチック原子の生成には加速器が必須です.研究は以下の施設で行っています.
  • 反陽子ヘリウム原子と反水素原子の研究は,スイスのCERN研究所で行っています.私たちのグループはASACUSA(アサクサ)として世界的に知られ,私たちのCERN内実験室は 東京大学海外拠点の一つです.
    反陽子ヘリウム原子の研究により,2008年度の仁科記念賞および第62回中日文化賞を受賞しました.
  • パイ中間子原子の実験はドイツのGSI重イオン研究所で行ってきましたが,理研にRIBFが完成したことにより,今後はこの研究を日本で行うことが可能になりました.
  • K中間子の実験は東海のJ-PARC施設,そしてイタリアのDAΦNE電子陽電子衝突リングにて行っています.

特別推進研究(課題番号20002003)では,このうち特に反陽子ヘリウム原子K中間子ヘリウム原子,という2種類のエキゾチック・ヘリウム原子の分光に,2008年度から5年計画で取り組みました.